サロモンのXT15、SNSでも街でもよく見かけるようになりましたよね。
アウトドアブランドのバッグがこれだけ日常に馴染んでいるのが気になって、じっくり調べてみました。
きっかけは、PC持ち歩き用のバッグを探していたこと。
普段はコムデギャルソンのリュックを愛用しているのですが、PCを入れると重さが全部肩に乗ってくるんですよね。水筒、充電器と揃えると午後には地味に疲れてしまします。
「おしゃれは妥協したくないけど、もう少し体への負担を減らしたい」という悩みをずっと抱えていました。
アウトドアブランドのリュックが日常使いに合うのか半信半疑でしたが、調べれば調べるほど「これかもしれない」と思うようになりました。今回はその結果をまとめてみます。
私のバッグに求める条件、整理してみた
まず前提として、私がバッグに求めていた条件を並べておきます。感覚的に「なんかいいな」で買ってしまうと後悔することも多いので、しっかりまとめてみました。
- 15インチのPCが入ること
- PCが独立したスペースに収まること(メインと混在しない)
- 胸ベルト(スターナムストラップ)で重さを分散できること
- 毎日使えるサイズ感(通勤・休日・カフェ仕事)
- 見た目がおしゃれであること(これは絶対条件!)
- 登山やアウトドアにも持ち出せるとベター
6つ並べると多く見えますが、正直いちばん外せないのは「PC収納の独立」と「重さの分散」「おしゃれさ」です。
サロモン XT15、条件ごとに採点してみる
① 15インチPC対応 → ◎
公式スペックに明記されており、15インチノートPC対応のコンパートメントを搭載しています。サイズ面でいえば、MacBook Pro 14インチ・15インチ、ThinkPadの14インチ帯あたりは問題なく入る設計です。
② PC収納が独立しているか → ◎(新型で大幅改善)
これが今回XT15を調べるきっかけになった点でもあります。
最近のリニューアルで、PCコンパートメントがメイン収納から独立した専用スペースとして設計し直されています。以前のモデルはメイン室に共存していたらしいのですが、新型ではきちんと分かれている。
「PC、お弁当箱、ケーブル類を全部同じ室に突っ込む」という状態から解放されるだけで、
日常のストレスがかなり変わりますよね。
③ スターナムストラップ(胸ベルト)→ ◎
スターナムストラップ付きで、身長に合わせた位置に調整可能。
胸の高さで固定することで、重さを肩だけでなく体幹で受けられるようになります。
これがコムデギャルソンのリュックには当然ないもので、
重量分散という意味ではかなり評価が高いです。
ちなみに外観的には、付けても付けなくてもスッキリして見えるデザイン。
アウトドアギア感が出すぎないのも助かります。
④ 大きすぎない、日常使いのサイズ感 → ◎
容量は15L。これ、非常によく計算されたサイズだと思います。
10Lだと物足りないし、20Lだと日常使いには少し大げさ。
15Lは「PC+財布+ポーチ+水筒+お弁当+α」が入る、ちょうどいいラインです。
重量も標準モデルで約445g。
バッグ自体が軽いのは大事で、何も入れていない状態で重いバッグはその時点でアウトですよね。
⑤ おしゃれかどうか → ○(合わせ方次第で◎)
正直、サロモンのバッグに興味を持ったのも「アウトドアブランドなのに街でよく見る」という印象からでした。
XT15は機能的なデザインを保ちながら、いわゆるスポーツアウトドアの印象が薄い。
素材の質感や絶妙なシルエットが、シンプルなブラックやホワイトのコーデとよく馴染むと評判です。
フランスのブランドというのも個人的には好感が持てます。
カラー展開もブラック・ホワイト・ブルー・カーキなど複数あり、コーデに合わせて選べます。
また、MM6 メゾンマルジェラとのコラボモデルも登場しているくらい、ファッション界での評価はお墨付きです。
ただ新型XT15のMM6コラボはロゴが付くだけでデザイン自体は変わらず、価格が4倍弱になるので今回は見送り。
デザインの良さはコラボ版と同じということで、通常モデルで十分だと判断しました。
⑥ 登山・アウトドアへの対応 → ◎
サロモンはもともとトレイルランニングやアルペンスポーツのブランド。
このXT15も、500mlのソフトフラスクが最初から付属し、ポールやジャケットを外付けできるバンジーシステムも備えています。
そして登山で気になる雨対策として、レインカバーが内蔵(ジップ付きポケットに収納済み)という設計が秀逸です。
別途レインカバーを用意する必要がなく、必要なときにさっと取り出せる。
これはアウトドア経験者には地味に嬉しいポイントです。
スペックをひとまとめに
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 容量 | 15L |
| 本体重量 | 約445g(標準モデル)/約560g(OGモデル) |
| PC対応 | 15インチ対応(独立コンパートメント) |
| 素材(標準) | ナイロン100%/裏地ポリエステル100% |
| 素材(OG) | ターポリン(耐候・耐摩耗・耐引裂) |
| スターナムストラップ | あり(位置調整可能) |
| レインカバー | 内蔵(ポケット収納式) |
| 付属品 | 500mlソフトフラスク |
| カラー | ブラック・ホワイト・ブルー・カーキ 他 |
| 価格(参考) | ¥13,200〜¥17,600(販売店・モデルにより差異あり) |
通常モデルとOGモデル、どちらにする?
XT15には現在、通常モデルとOGモデルの2種類があります。この違いが少し分かりにくかったので整理しておきます。
- 通常モデル:ナイロン素材で軽量(約445g)。撥水加工あり。普段使い・通勤メインならこちら。
- OGモデル:ターポリン素材で耐候・耐摩耗性が高い(約560g)。本格的なアウトドアや雨が多い環境向け。
日常使いをメインにしつつ、たまに登山という用途なら通常モデルでも十分かなと思います。
レインカバーが内蔵されているので、急な雨への備えはどちらのモデルでもできます。
実店舗では試せなかった話
調べると同時に、実物を確認しようと渋谷にあるサロモンの大型直営店に足を運んだのですが、XT15は在庫なしでした。
店員の方に聞くと、人気が高くて常に品薄状態が続いているとのこと。「次の入荷時期も未定」という状況で、試着どころか実物すら見られなかった。これはちょっとした誤算でした。
ただ逆に言えば、それだけ需要があるということ。
品薄が続くほど人気のアイテムというのは、ある種の信頼感でもありますよね。
「みんなが買って後悔しているなら在庫余る」という話ですから。
楽天、Amazonなどでは在庫状況が随時更新されているので、狙っているカラーが出た段階でポチるのが現実的な入手ルートになりそうです。
気になる点も・・・
良いことばかり書いていてもフェアじゃないので、
実際のユーザー評価から見えてきた気になる点もまとめておきます。
- ショルダーポケットへの500mlペットボトル挿し込みがやや窮屈という声あり。付属のソフトフラスクを使う前提の設計かもしれません。
- 15Lは荷物が多い日には少し手狭に感じることも。本や書類が増える日はサブバッグが必要になるかも。
- 通常モデルは完全防水ではないため、本降りの雨では内蔵レインカバーを活用するのがベター。
- 人気モデルゆえ実店舗での在庫確認が難しく、オンライン購入が現実的。フィット感などを事前に確かめにくい点はある。
この4点を把握した上でも、私の条件にこれだけ合致するバッグはなかなかありませんでした。
競合と比べてみると
同価格帯でよく比較されるバッグとして、アークテリクス マンティス20(Arc’teryx Mantis 20)があります。
アークテリクスもアウトドアとストリートを行き来する点で似たポジションですが、
マンティス20はPCコンパートメントが独立設計ではなく、インナースリーブに近い構造です。
容量は20Lとやや大きめで、持ち運び量が多い方向け。
価格帯はマンティス20が3〜4万円前後と、XT15よりも高め。
「PCが独立した収納スペースに入れたい」「スターナムストラップで重さを分散したい」という私の条件では、
XT15のほうが目的に合っていると判断しました。
まとめ:ここまで条件が揃うバッグには、なかなか会えない
コムデギャルソンのリュックはPCを持ち歩かない日はこれからも変わらず使います。
ただ「PCを入れた時の荷物の重さ問題」だけはどうにもならない。
サロモン XT15は、PC対応・収納の独立・スターナムストラップ・登山対応・見た目のよさ、
という私の条件をほぼ全部クリアしています。
アウトドアブランドながら街にも馴染む絶妙なデザイン性と、15Lという過不足ないサイズ感。
重量445gという軽さも含めて、通勤から週末の軽登山まで使い回せるオールラウンダーです。
実店舗で試せなかったのは唯一の心残りですが、
これだけ情報を集めてみると「買って後悔するイメージが湧かない」んですよね。
オンラインでのポチりを、いま前向きに検討しています。
実際に届いたらまたレビューします。


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