【レビュー】シェーヌダンクルのサイズ感や買い方など【TGM・GM所有】

こんにちは！なりしむです。

エルメスの中でも定番のシェーヌダンクル。

エルメスではブレスレット、リング、ネクタイ、食器などあらゆる商品に取り入れられている
代表的なデザインです。

今回は特に人気のシルバージュエリーのブレスレットをご紹介します。
芸能人の方も多く着用されており、
とても人気な商品ですよね。

シェーヌダンクルのリングのレビューもしています。
興味のある方はこちらもご覧ください。

ではシェーヌダンクルの買い方、サイズ感、魅力について紹介します。

という方はぜひ最後まで読んでいただければと思います。

シェーヌダンクルとは？？

エミール・エルメスの娘と結婚した4代目社長のロベール・デュマ
が考案したデザインです。

デュマは休暇に海辺を散歩し小石を集めるのが好きでした。
そんなデュマは港で船を眺めていると
「錨（いかり）の鎖」に目が留まりイメージが膨らみました。

そのときのイメージは、
鎖のブレスレットが女性の腕に巻かれている姿だったそうです。

こうして生まれたシェーヌダンクルは1938年に発売。
以降、ほとんど形を変えずに常に人気を誇っています。

デザイナーによって若干形が違うのも面白い所で、
マルジェラ期のものは特に人気ですね。

こうしたことから価値が落ちにくく（むしろ上がるなんてことも）
投資目的で購入する方もいるそうな。

シェーヌダンクルのデザインは
ブレスレットや腕時計などに留まらず、
食器やネクタイなどにも落とし込まれています。

このようなエルメスの歴史やデザインのお話に興味のある方は、
書籍「エルメスの道」がおススメです。
マンガでとても読みやすく、
私は一気読みしちゃいました。

購入方法と気を付けたいポイント

まずはエルメスの店舗へ行きます。
シェーヌダンクルはサイズ感が非常に重要なので試着は必須かと思います。

また店舗で購入することで
偽物を避けることができ、
お店の雰囲気や店員さんとの会話を含めたブランドの価値を実感できます。
またサイズ調整などのアフターケアも受けられます。

シェーヌダンクルはかなりの人気アイテムなので、
自分に合うサイズの在庫はないと思ってください。

あくまで1回目の訪問は取り置き（予約）が目的です。

私の場合は、
TGMは奇跡的にコマ数がバッチリ合うものがあり初回訪問で購入しました。
GMの方は3ヶ月くらい待ちました。

ここでポイントですが、
休日に銀座のような大型店に行くのはオススメしません。

混んでいるので待つこともありますし、
精神的にもじっくり選んだり試着することができないためです。

ですので理想は平日の百貨店に入っている店舗を狙うことです。
店員さんも余裕がある分、
親身になっていただける印象です。

取り置きが済めばあとは待つだけです。

エルメスは基本的に革製品は取り置きできない（はず）ですが、
シェーヌダンクルは大丈夫なので安心してくださいね。

あと
『一見（いちげん）さんは取り置き、予約できない』
という噂も聞きますが、
自分の周りではそのような話は聞いたことがありません。

サイズ感について

シェーヌダンクルのサイズは、
PM、MM、GM、TGMと4種類あります。
最小サイズのPPMは廃盤になったそうですね。

一般的には
女性ならPM・MM、
男性ならGM・TGMと言われています。

私はGMとTGMを持っています。
それぞれ良さはあるので、
用途やイメージにあわせて選ぶといいと思います。

まず比較的人気があるGMからご紹介します。
ちなみに私の手首周りは16.5cmほどです。
ご参考にしてください。

ちなみに2024年6月に私はTGMのシェーヌダンクルのコマ足しをしました。
その様子も記事にしましたので気になる方は参考にしてみてくださいね！

GM

GMは普段ブレスレットをしている人には違和感のないスタンダードなサイズです。
一番人気があるというのも頷けるサイズ感です。

ただし腕が太い方には
少し華奢に見えてしまうかもしれません。

逆に男性でも腕が細い方には、
GMで程よく主張もできて使いやすいと思います。

ただ遠目でみるとシェーヌダンクルであることはわかりにくいので、
さり気なく主張したい方におススメですね。

また時計や他のブレスレットとの重ね付けにも最適です。

私はGMをつける時は重ね付けをすることが多いです。

GMはこのような方に向いていると思います。

続いて一番大きなTGMです。

TGM

TGMは1番大きいだけあって、とにかく目立つのと無骨さが男らしくカッコいいです。

つけていると実感しますが、
人と被らないのもいいところだと思います。
街で見かけるものはホントにGMが多いです。

さらにZOZOTOWNなどでアクセサリーランキングを見て頂けるとわかりますが、
シェーヌダンクルは圧倒的に類似品が多いです。

ただこれらもGMサイズに近いものが多く、
TGMサイズの類似品は見かけません。

先日ファッションインフルエンサーの方とお会いしましたが
「実はTGMが一番カッコいいんじゃない？」と仰っていました。

かなりの存在感なので、
服好きな人は必ず気づいてくれます。
話をするきっかけにもなるので持っていると楽しいです。

そんなTGMですが、
重ね付けにはあまり向いていません。

このように時計と合わせると存在感がありすぎてしまいます。
細身のレザーブレスレットとかであれば
重ね付けもアリな気がします。

TGMを付けるときは右にシェーヌダンクル、左に時計で上手くきまります。

まとめるとTGMはこんな方に向いています。

コマについて

手首の太さは人それぞれです。

当然シェーヌダンクルにも様々なコマ数があります。

私の所有しているシェーヌダンクルは
GMが13コマ
TGMが11コマです。

GMは少しルーズにつけてもカッコいいですが、
TGMはコマが大きくタダでさえ目立つので
タイトめのサイズを選ぶといいと思います。

成人であれば基本的には手首の太さは変わらないと言われています。
実際に私は筋トレ前と後で
体重は10キロも違うのに手首の太さは変わりません。
シェーヌダンクルのコマ調整も不要でした。

とはいえ、コマ数の調整が必要なシーンもあるかと思います。

「大きめを買ったけど、やっぱりタイトにつけたい」
「人に譲るのでコマ数を調整したい」

そんなときは、
エルメスの店舗に行けばコマ数を変更することができます。

こういうときに調整できるのが正規店で購入するメリットでもあります。

私は調整したことがないのですが、
1コマの調整で1万円代で行えるそうです。

意外と安いですよね！

1回目の店舗訪問で少し大きめなサイズがあったら、
とりあえず買ってみて後でコマ調整をするというのも一つの手かなと思います。

私が思うシェーヌダンクルの魅力

シェーヌダンクルをつけてみて思うのは、まず飽きが来ないです。
80年以上も愛されているデザインなだけあり、
完成されたものなんだなぁと思います。
決して複雑に見えるデザインではないですけど、
完成形って意外とそんなところにある気がしています。

シェーヌダンクルはジュエリー以外にも沢山展開があるのも魅力的です。
次に何かいいことがあったらリングを買おうかなぁなんて思ってます。

シェーヌダンクルは「絆」という意味が込められているといいます。
そして時代を超えて愛されるアイテムだからこそ、
子供や孫ができたときに代々受け継いで行けたらいいなと思います。
これからも大切に使いっていきたいです。