大人からでも遅くない!ヴァイオリンを始めてオーケストラに入るまで

音楽・ヴァイオリン

こんにちは!なりしむです。

ステイホームの時間が増えたこの頃は家で楽しめる音楽を趣味にされている方も多いかと思います。
ただ一方で興味はあるけど踏み出せずにいる方もたくさんいるかと思います。

でも音符すら読めないのに音楽なんて始められるの?

僕は音感なんてないし向いてないんじゃ・・・

大丈夫です。私も音符も読めなければ、音感なんて全くありませんでした。
そんな僕でも今はヴァイオリン奏者としてアマチュアオーケストラで演奏ができています。

今日はそんな私の経験談をお話しします。
ヴァイオリンに限らず何か楽器を初めてみたいけど挑戦ができないという方に役に立てばと思います。

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私の音楽歴

私は幼稚園の頃にヴァイオリンとピアノを少しだけやっていました。
ただ音楽にはハマらず辞めてしまったそうで、大学まで音楽とは無縁の生活を送ります。

ただ、楽器を弾くのはダメでもクラシック音楽を聴くのが好きでした。

大学の新歓でオーケストラとかやってみたいなぁと思いました。
しかし私の大学の交響楽団はオーディションありのなかなか厳しい団体で断念。

そこで初心者でも入れるマンドリンのオーケストラに入りました。
マンドリンオーケストラではマンドリン系の楽器の他にもクラシックギターやコントラバス、フルートなどのパートがあります。その中で私はクラシックギターを選択。

ちなみにマンドリンオケに入った時は音符読めませんでした。

そして大学卒業後「やっぱり(本物の?)オーケストラをやりたい!」と思いヴァイオリンを始めました。
その2年後アマチュアのオケに入団しました。

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音符は読めなくても大丈夫か?

私はマンドリンオケに入った段階では音符が読めませんでした。
もちろん周りには読める人、読めない人がいました。
しかし「音符が読めない」という差は1ヶ月ほどで埋まったと感じています。

特に音符を読むためのトレーニングはしておらず、楽譜に最初は『ドレミ』を書いて覚えました。
音階がわかればあとは音符の長さがわかれば大丈夫。
メトロノームに合わせてひたすら練習します。

音楽をやってみたいけど音符が読めないから諦める方を多く見かけます。
しかしこれはあまり問題ではないです。

現に部活で音符が読めずに挫折した人は見たことがありません。

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音感について

ヴァイオリンは音程を自分で作る楽器です。
例えばピアノであれば誰がやっても決まった場所を押せば同じ音程を出すことができます。
ヴァイオリンは「自分の出している音が何の音なのか」をわかる必要があります。
間違っていればそれを修正して音程を合わせていく。
これの繰り返しで音程が安定していきます。

なのでヴァイオリンは音感が必要です。

ではどうやって音感がない状況から音程を合わせていくのか・・

最初はとにかくチューナーで自分の音を確認しました。音階練習では一音一音ずつ。
慣れてくると、ヴァイオリンの「響き方」でわかるようになってきました。
要するに楽器が教えてくれるんです。
ヴァイオリンは音程がかっちり合っていると、とても綺麗に響きます。

例えばミよリも若干高くて、ファよりも若干低い音。
こんな微妙な音を出すと全く芯のない霞んだ音になります。
位置で言えばほんとにミリ単位のズレなんですが、これがかなり違うんです。

何にしてもトライアンドエラーで修正していけば耳も鍛えられ音程も良くなっていきます。
(私もまだ完璧じゃありませんが・・・)

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練習時間について

最後に私がどれくらい練習していたかをお話しします。

ヴァイオリンを初めてから2年ほどは毎週土曜日にレッスンを受けていました。
それにに合わせて前日の金曜に練習、日曜に復習という練習メニューでした。
計週3回ですね。

一回の練習で1時間30分ほどです。

それからオケに入団。

こんな未熟な状態でオケに入ったので案の定、全く弾けない!

ここからお尻に火がつきレッスンも週2回に。
1回はオケの曲の練習。残りはヴァイオリンの教本をやっていました。

そしてこのタイミングから毎日練習を始めました。

「どんなに忙しくても5分でもいいから楽器に触る」

これを実践してからかなり上達したと思います。
体感で3日以上空いてしまうと前回の反省が生かせないです。

週に3回の練習だった頃は日曜にやったことを金曜には忘れていました。(私が馬鹿なだけ?)
しかし毎日であれば時間は短くともしっかり次に繋げていける練習ができるようになったと感じています。

とはいえ毎日は難しいと思うので、1日おきとか2日おきとかでもいいと思います。
確実に成長できます!

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