メトロノームを使うべきか使わない方がいいのか

音楽・ヴァイオリン

こんにちは!なりしむです。

突然ですが皆さんは
「メトロノーム使ってますか?」

指導者や楽団に所属している方は
その意向により大きく左右されるところかと思います。

私は学生の頃は練習の時には常に使っていました。
これは私が所属していた団体の方針が大きく影響しています。

結論から言うと、
『役割を理解して必要な時にだけ使う』
これが答えでした。

私は大学から楽器を始めたので、
楽器初心者の目線も持っています。

そこを踏まえた上でこの問題について考えてみたいと思います。

まずは私がなぜメトロノームを常に使っていたのかについて少しお話したいと思います。

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私がなぜメトロノームを常に使っていたのか

私の所属していた部活は、
オーケストラということもあり、
非常にテンポ管理には厳しい方だったと思います。

もちろんテンポは大事なのですが、
それが過剰になっており本来必要のないはずなのに、
「とにかく使うこと!」という指導になっていました。

音楽練習室でメトロノームを出していないだけで怒られたりなんてこともありましたね。。

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メトロノームの役割を理解して必要なときに使う

メトロノームはテンポに合わせて弾くことを達成するために使用します。

例えば課題曲のテンポに指定があるとき、
そのテンポをメトロノームで指定し
それがどのような速さなのかを確かめて
それに合わせて練習します。

なので一定のテンポで弾きたいとき
指定のテンポを体に覚えさせるというときに使います。

ということはどのレベルの人にも必要で、
上手くなったから使い終わりということはないと思います。

あくまでメトロノームの役割はこれだけです。

「指定したテンポを刻んでくれる」

これはとてもいい機能ですが、
練習をするときにこれが邪魔な場合が多々あります。

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メトロノームを使わない方がいいとき

音取りの段階では邪魔になる

テンポに合わせて弾くというのは
その曲が音に出して弾ける状態でしか成しえないことです。

音取りでスムーズに弾けないのであれば、
テンポを刻む必要がありませんよね。

楽器を習いたての初心者

弾ける状態が前提というお話をしましたが、
初心者の場合はまず弾くことが精いっぱいだと思います。

初心者の場合はテンポ以前に
楽譜を追うこと、ボーイングの角度、音程、、、
色々と気にしなければならないポイントが山ほどあります。

なのでここにテンポが入ってくるともうてんやわんやです。

そして機械音に煽られる感覚。
弾けていたとしてもメトロノームがあることで演奏が止まってしまうなんてこともあります。

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太鼓の達人状態にならないことも大事

太鼓の達人は迫ってくる音のあるポイントに
タイミングよく音をいれるゲームです。

これを練習の時にやってしまうと、
テンポ感を理解することが欠けてしまいます。

自分の中でメトロノームのテンポ感を自分の中に吸収し、
練習していくことが大事です。

メトロノームが”主”ではなく、
あくまで練習をしている自分が”主”であることは忘れないようにしたいですね。

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私が使っているメトロノーム

最後に私が長年愛用しているメトロノームもご紹介します。

こちらは定番中の定番かと思います。
メトロノーム以外にもチューナーもついていて非常に便利です。

ヴァイオリンのケースって小さいので
チューナー、メトロノームが一体になっていると助かるんですよね。

デザインも沢山あってディズニーとのコラボのものは
めちゃくちゃ可愛いのでおススメです!
私は壊れたらディズニーデザインに買い換えます!


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