【＃1】私がアマチュアオーケストラでステージデビューするまで〜ヴァイオリンを始めてみる〜

こんにちは！なりしむです。

今回は私がアマチュアオーケストラに入ってからステージデビューを迎えるまで
を何回かに分けて書いていきたいと思います。

初心者でヴァイオリンを始めてみたもののオケに入るまでに
どんなステップを踏めばいいか意外とわからないものですよね。

ぜひ皆様の参考になれば嬉しいです。

マンドリンオーケストラに入る

私はもともとクラシック音楽を聴くのが好きでした。
大学に入学しサークル選びをしていた時、パッと目に入ったのが交響楽団でした。
「自分ももしかしたらオケができる？」と思った私ですが、
ヴァイオリンはオーディションがあったのです。
つまり初心者は入団不可でした。
確かヴィオラは初心者歓迎でしたが、その時はピンときませんでした。

それで結局入ったのがマンドリンオーケストラ。
サークルの雰囲気も良く、楽器初心者も多くいました。
楽器は普通のオーケストラとは違いますが、
アンサンブルの楽しさ、
たくさんの人の前で演奏をする気持ちよさと緊張感を感じることができました。

何より全く同じメンバーでやる演奏会というのは存在しなく、
一つ一つの演奏会をそのときどきのメンバーで演奏するということに尊さも感じました。

そんなこんなで4年間マンドリンオーケストラをやり切りました。

芽生え出すオーケストラへの憧れ

楽しいことも多かったマンドリンでの活動ですが、
不満もありました。
マンドリンオケではクラシック音楽も演奏します。

編成的にしょうがないのですが、
そこは金管でしょ！ってとこを木管で演奏したり、
同じ曲でも通常のオケとは迫力が全然違ったり・・・

もちろんマンドリンオケのための楽曲は素晴らしいものも多いのですが、
クラシックをやるとどうしても劣ってしまう。

その傍ら交響楽団の演奏が素晴らしく見え始めました。
大学の交響楽団はレベルも結構高く、
年に２回の演奏会に必ず足を運んでは感動をして帰っていたのを覚えています。

あの頃の自分の感情は
『うわぁ〜初心者歓迎のヴィオラで入団すれば良かった〜』
これにつきます。

そんな経験をし、
さらにオーケストラをやりたい気持ちが増していったのです。

大学卒業後、諦めきれずヴァイオリンを始める

そんな後悔とオーケストラへの憧れから、
大学卒業後にヴァイオリンの世界の門を叩きます。

大学でオケに入らなかった後悔はもちろんあります。
しかしマンドリンオケの経験がなければ、
社会人からヴァイオリンに挑戦しようとは思わなかったと思います。
楽器は違えど音楽に携われたことにとても感謝しています。

決断してからの行動は早く、
すぐに地元の個人の先生がやっている教室を探しました。

有名どころの教室に行かなかったのは、
レッスン代が高かったのと
色々融通が効かなそうなことからです。（実際はどうかはわかりません）

幸い隣駅に教室があったので、まずはそこで体験授業を受けることにしました。

では今回はこの辺で。
＃２へ続く。